パイプライン化を行うと、適宜ストールを発生させる必要があります。特に、ストールの要因として大きな部分を占めるのは、分岐命令です。分岐命令の結果が確定するまで、次の PC がわからないことが原因ですが、「多分次の PC はこの値」と予測できれば、投機的に次の命令を実行することができます(投機的に、というのは「無駄になるかもしれないが、予測が当たれば(性能面で)得になる」というようなニュアンスです)。
パイプライン化を行うと、適宜ストールを発生させる必要があります。特に、ストールの要因として大きな部分を占めるのは、分岐命令です。分岐命令の結果が確定するまで、次の PC がわからないことが原因ですが、「多分次の PC (分岐命令の**飛び先**)はこの値」と予測できれば、投機的に次の命令をフェッチして実行することができます(投機的に、というのは「無駄になるかもしれないが、予測が当たれば(性能面で)得になる」というようなニュアンスです)。